2020年第3回公認心理師試験第25問

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25 学校心理学における心理教育的援助サービスの考え方について、最も適切なものを1つ選べ

①心理面の援助を中心に行う

②スクールカウンセラーが単独で援助する

③スクールカウンセラーに援助を求める子どもを対象とする

④非行をする子どもなど、援助ニーズの高い子どもを対象とする

⑤スクールカウンセリング活動は、学校教育の一環として位置づけられる。

 

 

回答は5

 

 

心理教育的援助サービスは一次から三次的援助サービスまでの3種類のサービスがあるとされています。

1次的援助サービス

・すべての児童生徒を対象に行う予防的サービス

・学校不適応を予測して課題に取り組むうえで必要なスキルの提供を行う

・障害のある子どもを含むすべての子どもに対して、個別の教育的ニーズにあった教育的支援を行う 

 ことが望ましい

2次的援助サービス

・登校のしぶり、意欲の低下、クラスでの孤立など、困難を抱え始めている一部の児童生徒へのサー

 ビス

・多くの援助者の目から児童生徒の様子に早く気づき、タイムリーな援助を行う

3次的援助サービス

・いじめ、不登校、非行、虐待など問題状況にある特別な援助ニーズのある児童生徒へのサービス

・生徒児童の問題をアセスメントし、ニーズに応じた援助を行う

となっています。これらを学校という組織で対応していく(チーム学校)ことが求められています。

以上を踏まえて選択肢を見ると

①心理面に限った援助ではありません

②単独の援助は想定されていません

③と④対象はそれぞれのサービスの種類で異なりますが、心理教育的援助サービス全体であれば、すべての児童生徒が対象であると言えます

⑤正解です。

 当たり前と言っては当たり前なんですが、明確に「スクールカウンセラーの配置は学校教育の一環である」と書いてある文書を見つけられませんでした。実施要領とかに書いてあるかなと思ったんですが、その一文は見つけられませんでした。何かいい資料があれば教えてください。

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