2020年第3回公認心理師試験第27問

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27 事業場における労働者のメンタルヘルスケアについて正しいものを1つ選べ

①労働者は自己保健義務を負っている

②労働者の主治医が中心となって推進する

③人事労務管理スタッフは関与してはならない

④産業医の中心的な役割は、事業場内で診療を行うことである

⑤対象範囲を、業務に起因するストレスに限定することが大事である

 

 

回答は1

 

 

問題文にはメンタルヘルスケアとありますが、選択肢5以外の選択肢は「産業保健全般」について聞いているなと感じる問題。

①自己保健義務は法の条文に明記されてはいませんが、法律のいたるところで労働者に対して求めることも書かれています。そう言った概念をひとくくりにして「自己保健義務」とされています。例えば労働安全衛生法第26条では「労働者は、事業所が講じる措置に応じて必要な事項を守らなければならない」と書かれています。健康診断も労働者が受ける必要があると明記されており、そういったものを自己保健義務としています。

②労働者が安全に働くよう配慮することを安全配慮義務といい、使用者(雇用側)に課されています。よって事業場においては「使用者」が中心となると思われます

③具体的に雇用側で安全配慮義務についての業務を行うのはこういった「人事労務の担当者」になります。よって不適切です。

④産業医の役割は「労働者の健康管理を行う医師」です。診療が中心ではありません。

⑤労働者のメンタルヘルスが業務にのみ影響されるわけではありません。よって不適切です。

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