第19回 平成29年1月 精神保健福祉士 国家試験 過去問 第25問

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第19回 平成29年1月 精神保健福祉士 国家試験 過去問 第25問

問題 25 精神保健福祉士が行う相談援助活動に関する次の記述のうち,適切なもの を 1 つ選びなさい。
1クライエントが参加するセルフヘルプグループの活性化を図るために,グループ の管理運営を主導する。
2クライエントが抱えている生活課題を解決するために,プロセスよりも結果を重視した支援を行う。
3クライエントの生活障害の程度を見極めるために,その生活障害を固定的なもの として捉えたアセスメントを行う。
4クライエントの病気がストレスにより再燃することを防止するために,コーピングスキルの獲得を支援する。
5クライエントの主体性を尊重するために,人間関係や社会との関係ではなくクラ イエント個人に視点を絞った支援を行う。

<解答と解説>

それぞれの支援について、適切なものを選ぶという設問。

1自助グループに関しての質問。自助グループは参加者が主体的に進めるものなので不適切
2生活課題の解決は必ずしも結果を重視するものではなく、その過程でどんな課題があったか、うまくいくことばかりではないがそれを次に活かすことが求められる。
3生活障害は固定的ではなく変化していく。病状やライフステージによって変化するものとしてとらえなくてはいけない。
4ストレスコーピングについての質問。ストレスに対して対処するためのスキルのことをストレスコーピングという。
5クライエントの主体性を尊重とあるが、生活モデルを念頭に置くと、個人に焦点を絞るとそもそも生活モデルが成り立たないので、フォーマル、インフォーマルそれぞれにおいてクライエントが持っている資源を活用することを考える必要がある。

よって答えは4となります。

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