第19回 平成29年1月 精神保健福祉士 国家試験 過去問 第27問
問題 27 次の記述のうち,精神障害者の権利擁護を行う際の調整機能の説明として, 正しいものを 1 つ選びなさい。
1 クライエントのニーズと制度を結び付けるために,仲介・媒介することである。
2 法制度の改正・改革に向けた活動や,新たなサービスづくりを行うことである。
3 クライエント自身に,自らのニーズと権利に気付きをもたらすことである。
4 自分の権利主張が難しい状況にあるクライエントを支援することである。
5 多様な立場の人々に対して,精神障害に関する理解を求めることである。
<解答と解説>
精神障害者の権利擁護に関しての問題。どれもこれも正解にに見えそうな厄介な問題です。ここは、「調整機能」というワードから答えを逆算してみようと思います。そうすると、調整機能としての役割が書かれているのは1になるので正解は1となるのではないかと考えます。
<感想>
これは意地悪な問題。一見間違いがなさそうで困るかと思います。問題文をよく読むことで回答が出てきます。点数を落とすための問題としか思えません。こういった問題を作っても良質な精神保健福祉士は生まれないと思いますよ。