トヨタがGoogleの下請けになる日

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最近、世間では「電気自動車」がにわかに注目を集めています。

東京モーターショーでも電気自動車の出展が多かったとか。

何で急に電気自動車が熱を帯びてきたかというと

欧州、中国がすぐにでも石油で動く自動車の販売を中止する

という動きがあるからです。

この流れは急に出てきたものではありません。

ただ、事情が分からない方には急な動きに見えるでしょう。

話をざっくり追っていきたいと思います。

1もともと車の排出ガス規制はどんどん強くなっていた。

2キツくなる規制に欧州のメーカーは対応できなかった。

3現状で対応できているのは日本メーカーと電気自動車くらい

4欧州のメーカーが一発逆転を狙うため、

新車を全部電気自動車にしちゃおうというアイデアが出る

5中国もそれに追随して、これからは車両の登録は

電気自動車以外は認めないくらいの勢いで普及を後押ししている

こんな流れになります。

忘れてる方もいると思いますが、フォルクスワーゲンなどは

厳しくなる規制をごまかすために排ガス不正問題などを起こしています。

この流れをバカにしてはいけないと思っています。

うまく電気自動車化の波に乗れない場合、

日本メーカーは欧州・中国市場を失うばかりではなく

一気に経営破たんまで進んでしまう可能性があるかもしれません。

有識者の中には

「現在、世界で一番電気自動車を作っているのは日本」

「電池などの普及を考えるとうまくはいかない」

なんて言っている方もいらっしゃいます。

でも自分はそうは思いません。

似たような例をあげてみます。

カメラなどは、デジカメが出た当初は

「フィルムがデジタルに勝つには20年かかる」

なんて言っていた人たちがいましたが、

20046年あたりにある程度の性能の普及機が出てきて

形成は一気に逆転してしまいました。

世界初のオートフォーカス一眼レフを出したミノルタは

カメラ部門をソニーに売却。

富士フィルムはまだフィルム生産をしていますが、

化学品メーカーになっています。

うまくキヤノンやニコンは乗り切ってシェアを確保していますが、

それはこのあたりのメーカーが市場をけん引したからだと考えます。

自動車の場合はそうはいかないでしょう。

テレビはこういった競争に敗れています。

液晶で世界トップは韓国や台湾です。

電気自動車は既存のメーカーが家電における鴻海やサムソンの

ポジションにどこがのしあがるかこれから熾烈な競争があるでしょう。

また、他業種からの参戦もあるでしょう。

アップルがiPhoneでやったような他社に生産委託して製品を供給する、

そんなこともあるかと思います。

これからは自動運転も飛躍的に進歩するでしょう。

その分野では残念ながらアメリカ系企業が最先端です。

彼らはiPhoneなどのように

「自前で生産しなくても、車両はOEMで自分のソフトウェアを積んで

自社のブランドで売ればいい」

と考えるのではないでしょうか?

そうなると

Googleがトヨタに車両組み立てを依頼して、完成車を売り出す」

そんな事態があるかもしれません。

そうならないように官民総出でこの流れに乗る必要があると

自分は考えています。

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