2020年第3回公認心理師試験第19問
問19 過敏性腸症候群(IBS)について、正しいものを1つ選べ
①感染性腸炎は、発症と関連しない
②内臓痛覚閾値の低下が認められる
③我が国の有病率は、約2%である
④プロバイオティクスは、有効ではない
⑤下痢型IBSは女性に多く、便秘型IBSは男性に多い
回答は2
過敏性腸症候群について。問18に続いて心身症に関連した問題です。
この病気は
明確な原因がないにもかかわらず、便秘や下痢等の症状が数か月以上にわたって続く病気で、排便すると楽になる腹痛と、下痢や便秘などが主な症状。日本人の10%が罹患していると言われる。
原因はわかっていないが、腸炎のあとになりやすいとされている。
という病気です。
選択肢を見ていきましょう
①関連があるとされています
②つまり「弱い刺激でも痛いと感じるようになる」ものです。これはIBSの人の特徴です
③約10%と言われています
④有効です。ヨーグルトやヤクルトを飲みましょう
⑤これは男女が逆と思われます。
よって答えは2となります。