意外に医療関係者に障害福祉サービスは知られていない
先日の精神科医は意外に社会資源のことを知らないという話の続きになるのだが、 一般科の医師も障害福祉サービスのことについての理解がかなり低い場合がある。
これは 自分が体験した相談支援専門員時代のエピソードであるが、身体障害のケースについて 新規に 障害福祉サービスの導入を本人の希望により 進めることとなったが肝心の主治医が障害福祉サービスについての知識が一切なくそんな怪しい制度について自分が書類を書くわけにはいかないと強い口調で手続きを進めることを拒否してしまった。
別に 全ての医師が 障害福祉サービスについての知識を持っている必要はないが、 その分野に対してのスペシャリストがいるということを きちんと理解して 役割分担を しながら そのケースについて関わっていく。 そんな二人三脚の関係を 医師には求めたいものである。
介護保険以外のサービス についてはその医師はほとんど知識がなかったのだろう。だが、 知らないからと言って 頭から否定するのはどうかと思う 。
自分の知らない分野について 詳しい人間がいてそれらとチームを組んで支援を行っていく そんな他職種連携 のあり方や醍醐味を是非今一度業界関係者の皆さんには 頭の片隅に入れておいて欲しいものである