第19回 平成29年1月 精神保健福祉士 国家試験 過去問 第16問

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第19回 平成29年1月 精神保健福祉士 国家試験 過去問 第16問

問題 16 精神作用物質の乱用対策及び援助に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。

1 ハーム・リダクションとは,刑務所での服役の代わりに,裁判所の監督下で治療施設に通所させる処遇システムである。
2 危険ドラッグとは,麻薬及び向精神薬取締法に基づいて厚生労働省が指定し,その販売が規制される薬物を指す。
3 AA(アルコホーリクス・アノニマス)とは,アルコール依存症を抱えた人が治療 のために入所する民間リハビリテーション施設のことである。
4 ブリーフ・インターベンションとは,多量飲酒などの問題飲酒者の飲酒量を減ら すことを支援する方法の一つである。
5 CAGE(ケージ)とは,10 項目から構成される,問題飲酒の早期発見を目的と したスクリーニングテストである。

<解答と解説>
精神作用物質の乱用についての問題。では、それぞれについての解説を書いていきます。

1ハーム・リダクション
、健康被害や危険をもたらす行動習慣(合法・違法を問わない)をただちにやめることができないとき、その行動にともなう害や危険をできるかぎり少なくすることを目的としてとられる各手段、方法。

2危険ドラッグ
法の隙間を縫って世に出回る精神作用物質の通称。脱法ドラッグなどともよばれてきた。2014年から危険ドラッグという呼称に

3AA(アルコホリークス・アノニマス)
匿名のアルコール依存症者の意の自助グループ。アメリカ発祥。

4ブリーフ・インターベンション
生活習慣の行動変容を促す短時間のカウンセリング。健康の維持増進を目的にする

5CAGE(ケージ)
アルコール依存症のスクリーニングテスト。全部で4項目。

というわけで、正しいのは4となります。

<感想>
なんで、「依存症」に関しての質問と問題文にないのか気になりましたが。正答がブリーフインタベーションについてであれば、依存症についての設問とは大きな声では言えないですね。そこに気づけば簡単だったのかな?

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