テレビCMから少子化を考える
先日の日経の記事。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24959800S7A221C1000000/?n_cid=NMAIL007
人口減少が止まらない、出生数を上げようという内容。至極ごもっともなんだけど具体的に出生数を上げようという具体策がどこにもない。金を使えばいいんだけど増大する社会保障費でいかんともしがたいといったところか?
世間のマインドをお金を使わないで変えていくということも大事だと思うんだけど霞が関の皆さんはそういうの苦手だよね。
子供を産むようにって言うのはいいんだけど結構細かいところで世間のマインドは少子化を認めるようになってる。例えば最近のテレビを見ていて思うのは、食品のCMなどで出てくる家族が共働きで子供が一人という描写が増えているなということ。世間の主流がこうなっていると言われればそれまでなんだけど、こういうCMを見ていると「家族3人で幸せそうでいいね」ていう印象になってたくさん子供を作るとかそういう発想にはいかないと思う。
「きょうだいっていいもんだよ」
そんな描写が増えれば少しは変わるんじゃないかと思うんだけどどうだろうか?
国がお金ないっていうならばそういった地味な刷り込みとかが功を奏すると思うんだけどな?ちょっと企業にお願いしてもいいじゃないと思うのである。