批判ばかりする人
福祉業界にいると必ずと言っていいほど「何かにつけて何かを批判する人」に出会う。
(これは別にこの業界に限った話じゃないかもしれないけど)
よくあるのは「国の政策は根本から間違っている」系の論戦を張る人。だいたいこういう人は話しが長くなるにつれて興奮してロジックがぐちゃぐちゃになっていくから見ていてとても面白い。
自分が批判される立場にいても、途中からわけわからなくなってきて面白くていいんだけどさ。
それでこの前もとある会議で精神科病院への批判をする人の演説を拝聴したんですね。1時間の会議のうち何割がこの人に割かれたのかって考えるとちょっと憂鬱になるんだけど、そういう時にふと思ったのが、「こういう批判する人の批判を全て実現して見せたらどうなるのか?」という実験ができないかということ
批判する人たちは批判することそれ自体がアイデンティティーになっているだろうから、どうせ新たな批判対象を引っ張ってくるんだろうけど、それまでの時間の混乱を見てみてみたい。
こういう批判という行為がアイデンティティになっちゃってる人とはどうやって付き合えばいいものやら。触らぬ神に祟りなしでなるべく接触しないのが一番なんだけど、この前の会議のようなことがあったら逃げられないし。
そういう意味ではこういった批判をきちんと受け止めている仕事の人は凄いと思う。