うつ病になったときのこと
最初におかしいと思ったのは2007年のおわりごろでした。
それまではどんな環境でもすぐに眠れて
途中で起きることなんてほとんどなかったのに、
いくら寝ても疲れが取れない、日中横になりたくて仕方ない
といった状態になってしまいました。
1か月くらいして「ひょっとしたらうつ病?」
と思っていましたが、近くの精神科は顔見知りだらけ
という状況なので受診を躊躇していました。
2008年の夏になり、ひどい肩こりや腰痛、頭重感に悩まされるようになり
ついに受診を決意、自宅から離れた自分のことを誰も知らないと思う
クリニックをわざわざ選び受診しました。
自分の場合、抑うつ気分や疲労感はあっても不安感などはなかったため、
典型的なうつ病ではないのかもしれません
けれど最初に出された処方、
パキシル ドグマチール アモキサン ソラナックス デパス
がかなり効果があっったことで
「やっぱ自分はうつ病だったんだ」と納得したことを覚えています。
そこから長い病気との闘いが始まります。
なんで発症したんだろう?とよく振り返るのですが、
今でもはっきりしたことはわかりません。
確かに過重な労働はありました。
当時は急性期病棟に配属されて、
休憩もなく朝から夜遅くまで働いていたので
自覚のないところで神経が悲鳴を上げていたのかもしれません。
ただ、その前にひどい扁桃腺の炎症もありました。
それまでほとんど病気らしい病気はしてこなかったのに、
2007年の初夏に1週間の入院が必要になり、
毎日抗生剤の点滴と膿の切除をうけていました。
それ以降、体調がすぐれなくなったのも事実です。
卵が先か鶏が先か、みたいな話になってしまいましたが、
現在もうつ病の診断で治療を受けていることが
すべてだと思います。
いかに病気とうまく付き合って生活していくかが
もっとも大事なんだろうと思います。