うつ病に対する磁気療法「rTMS療法」が2018年中にも医療保険の適用に
うつ病に対する磁気療法「rTMS療法」が2018年中にも医療保険の適用になるようです。
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO24073610Q7A131C1NZBP00
rTMS療法(反復性継頭蓋磁気刺激法)とは
磁気刺激を頭部に加え、うつ病などの精神病を改善させる治療法。
1回40分で週5回、それを4週間(20回以上)行うというもの。
やっとか、というのが第一印象。
全額自己負担の実費で受けると平気で1回1万円以上するので、普通の患者には出が出せない治療なんだよね。1回40分で週5回、4週間以上に行って治療するって普通の財布じゃ耐えられない。うちじゃ無理。保険適用され、自立支援医療の対象になればすごくありがたい。治療の選択肢が増えるのはとても好ましいことだから。
問題はそこまで画期的な成果が上がる治療ではなさそうということ。日経の記事を見ると36%の患者が寛解にいたったとある。せめて60%以上の成績だったらもっと喜べるのに。
そうすれば抗うつ薬より優位で画期的な治療だと喜べるのに。うつ病ってそこまで単純なものじゃないってことなんだろうね。
一日40分の治療を毎日1か月以上続けるのって結構しんどいんだからもう少し効果が上がってほしいところだったけど・・・贅沢を言っても仕方ない。
それでも治療の選択肢が増えるのはとてもありがたい。寛解状態の維持にも使えるならば、自分にもぜひやってほしい。
ちょっと疑問なのは抗うつ薬との併用だとどのくらい効果があるんだろうかということ。
ざっと見た限りじゃそれなりの記事は見つけられなかった・・・
どなたか教えてください。
rTMS療法(反復性継頭蓋磁気刺激法)に関する詳しい記事はこちらまで。